朝日新聞AERAに掲載された「バ美肉」と犯罪との関連性を誤認させる記事に対する抗議の表明に関して

担当:Hideki Saito
media@hidekisaito.com


報道関係者各位
2021年
91

HidekiVCastは、VRを豊かにすることを目的に活動しており、その一つとして、自己表現が自由にできるという点は重視される要素であると考えています。今回、朝日新聞社のニュース掲載サイト、AERAにおいて、非常に遺憾な記事が掲載されました。Hideki Saitoはその記事に対しセンセーショナル性を重視した悪意を含む記事と捉え到底許容できるものではなく、抗議を行った点に関してお知らせさせていただきます。

抗議文全文

貴サイトに2021年9月1日に掲載されました、『「「バ美肉」アニメ好きの20代新婚夫婦が女子高生を「殺害」した仰天の動機」』

に関しまして、上記の表題とともに、次のような記載がなされました。


「 章平容疑者と和美容疑者の共通の趣味はアニメ。

略称で「バ美肉」と呼ばれるバーチャル美少女受肉ものが好きだという。

バーチャル空間で美少女を3Dモデル、2Dアバターなどで作成。

自分好みの声やコスチュームなどをアレンジして活動、美少女になりきり、

かわいさを徹底追及するものだという。


「バ美肉」の映像をネット検索すると、ファンタジーのようなものが多い。」


https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2021090100071.html


こちらにつきましては「バ美肉」があたかも犯罪につながる動機であるかのような、

悪意に満ちた表現がなされており、誤認を招くような表現であります。


また、自己表現の多様性、性の多様性などに対する差別を煽動するばかりか、センセーショナリズムの対象として、

使用されたことに関係者として大きな憤りを覚えます。


このような掲載が記述され、また、御社による査読を通り、掲載されたことに厳重に抗議させていただきます。

上記記事の訂正及び謝罪文の掲載をここに強く要求いたします。


Hideki Saito (斉藤英樹)


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